クランチやシットアップはただのパンプアップ種目だった

お腹を引っ込めたかったり、くびれを作りたかったり、シックスパックが欲しかったりして、

クランチやシットアップなどの腹筋運動をする人は多いと思います。

これから夏に向かっていき、露出が多くなりますので、当然ですよね。

今回は、そんな腹筋運動の定番、クランチやシットアップに関する、人によっては衝撃の事実をお伝えしたいと思います。

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ボディビルダーの腹筋

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ボディビルダーの腹筋、ハリウッド俳優の腹筋など、マッチョな人は太く隆起した腹筋を持っています。

彼らの6パックは、我々が中学生の時に体験した、ガリガリだから脂肪が少なくて6個に割れて見える6パックとは、一線を画しています。

このことから、ボディビルダーはさぞかし高重量、高負荷で腹筋をしているかと思いきや、意外にそうではないのです。

北島達也さんのyoutubeによると、ボディビルダーたちの腹筋は、デッドリフトやベンチプレスなどの激しく体幹を使う種目によってかなり高負荷を与えられているため、腹筋だけを鍛える種目に関しては、高負荷を与えるのではなく、腹筋をパンプアップさせるために使うと言うのです。

そもそも腹筋だけに対して高負荷をかけるという運動自体が不自然であり、そんなことは不可能だと言うのです。

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BIG3で腹筋は鍛えられている

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ベンチプレス、スクワット、デッドリフトの3つで構成されるBIG3。

どの種目においても、脊柱起立筋や腹筋などの体幹を使っていることは容易に想像できますよね。

例えば、ベンチプレスで記録を出した次の日、胸筋だけではなく、腹筋が筋肉痛になったりしませんか?

私は、たまにあります。

その日、クランチやシットアップはやっていないのにも関わらず、かなり強い腹筋の筋肉痛が来るのです。

このような私の経験則からも、BIG3に限らず多くの種目において、実は腹筋をかなり使っていることがわかります。

そこまで意識しなくても腹筋は鍛えられていたんですね。

クランチやシットアップだけでは効果が低い?

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クランチやシットアップがパンプアップ種目だということは、それだけでは筋肥大しにくいということを示します。

これは、上腕二頭筋のメニューに置き換えて考えるとイメージしやすいでしょいう。

上腕二頭筋を低重量高回数でパンプアップさせることは大変重要ではありますが、それだけでは腕は太くなっていきません。

高重量のバーベルカールであったり、高重量を扱ったクリーンやチンニングなどの高負荷があってこそ、筋肉に新たな刺激が入り、腕が太くなっていきます。

パンプアップ種目は、そのような高負荷のトレーニングを補う種目であって、主役ではないわけです。

腹筋運動の代表格とされているクランチも、実は腹筋を鍛えることにおいて主役ではなく、補助的な役割だったんですね。

脱ぐ予定がないならクランチはあまりしなくていい

クランチが腹筋に対して補助的な役割しか果たさないのであれば、特別腹筋をバキバキにしたい時以外は、やる必要がないのではないかと思います。

なぜなら、コスパが低いからです。

腹筋の大きさを稼ぐことができないクランチを普段の筋トレで行うことは、極端に言えば時間の無駄です。

海に行く予定が決まってからや、何か恋愛的な勝負がある日の一ヶ月前からクランチなどの腹筋運動をして、調整していけば十分なのではないでしょうか?

まとめ

春が来て、これから夏が来ます。

多くの人はお腹を凹ましたり6パックを作りたいと思って、一生懸命クランチを行うでしょう。

しかし、実際はベンチプレスなどの多関節種目を高重量で行っていた方が、腹筋は肥大していきます。

一見遠回りに見えるようでも、実は近道だったりしますよね。

腹筋に関してもそれと同じ。

まずは、ベンチプレス、デッドリフトなどで腹筋のパワーをつけてから、パンプアップのためにクランチを使うというのが、最も賢い腹筋バキバキ戦略となるでしょう。

では!