「スクワットの時は、膝がつま先より前にでないように気をつける。そうでないと、膝に負担がかかってしまう。」という都市伝説は、日本では昔からあるようです。
という私もこの都市伝説を高校生の頃はずっと信じていました。
でもなんだか違和感があったんですよね。脚の筋肉に全然効かなくね!?って。
ということで本日はこの都市伝説は嘘だということを証明していきたいと思います。
北島達也さんの動画
まずは、私がたまに見ている北島さんの動画を見てみましょう。
北島さんは、何度も「体重バランス」について述べられていて、日本人は農耕民族だからかかと重心。一方で欧米の人は狩猟民族のルーツを持つからつま先重心である。ということを解説しています。
だから普通に生活していると日本人は体型がカッコ悪く、欧米人の方がカッコよくなってしまうわけです。
しかし、筋トレ時のフォームに気をつければ、日本人もカッコイイ体型を手にいれることができるというのです。
膝をつま先より前に出すな!
さて、スクワットの話に行きましょう。
私が中学高校の時の筋トレの指導の時には少なくとも「スクワットのとき膝をつま先より前に出すと膝に悪い」と教えられました。
今考えてみると、膝を出すなとはいうけど、じゃあ正しいフォームはどうやるのかについては誰も教えてくれなかったように思いました。
だから自分で試行錯誤するしかないわけですが、膝を出さないようにするとかかと重心にせざるを得ません。
そうじゃないとバランスが取れないからです。
で、かかと重心でスクワットしてみるんですが、全然脚とかお尻に効いている感じがしないんですね。
むしろ腰であげているような感覚になります。
これっておかしくないですか??
スクワットはつま先重心で、膝も前に出していい。
冒頭で北島さんの動画を見た方はわかると思いますが、北島さんは、スクワットでもなんでもつま先重心を推奨しています。
なぜならそれが人間として力が出やすい体勢だからです。
高くジャンプしようとするときにかかと重心ではしゃがまないですよね。つま先なはずです。
スクワットも同様でつま先重心が自然な体重の掛け方なのです。
つま先重心にすると自然に膝がつま先より前にでます。
それも自然です。
では、膝への負担は大丈夫なのか?
どんな運動であろうと膝への負担はゼロではありません。
しかし、つま先重心で骨盤を前傾させた姿勢においたS字ラインの正しいフォームで行えば、しっかり筋肉に負荷がかかるので、膝への負担は最小限で済ませることができます。
だから膝は出していいんです。むしろ出した方が筋肉に効きます。
まとめ
ということで本日は、スクワットにおける重心と膝の話をしました。
正しいフォームを身につけてカッコイイ脚、お尻の筋肉を手に入れましょう。
では。
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