昨日、読者の方から質問をいただきましたので、答えていきたいと思います。
「脚を細くするためには何の筋トレをしたらよいですか?」
という質問です。
本日は、私なりにこの質問に答えていきたいと思います。
脚を細くしたい人は多い
まず、脚を細く魅せるための方法を考える前に、その背景について考えてみます。
「脚を細くしたい」と言う人は私の周りにも多くて、それは女子だけでなく、意外に男子にも多い悩みであるようです。
確かに、体型全体を見渡して、下半身だけどっしりしてしまっていてあまりカッコよくない体型の人は街でもよく見かけますね。
まずは、なぜ彼らの脚が太く見えるのかを考えていきましょう。
脚が太く見える理由
ポイントは「脚が太く見える」ということです。
そりゃ子供よりも大人の方が脚は太いですし、160cmの人より180cmの人の方が脚は太いわけです。
脚の太さは絶対値ではなくて、相対値です。
つまり、実際に太いかどうかは別として、体全体に対して脚が太く見えてしまうことがよくないのです。
太く見えてしまう理由としては、
①O脚である
②足首が太い
③上半身が貧弱
この3つがあげられるのではないかと思います。
今回は、体全体が太ってる人ではなく、あくまでも脚が太く見える人を対象にして考えています。
体全体が太っている人は全身筋トレして鍛えつつ脂肪を落としてください(関連記事:ダイエットのつもりで腹筋だけ鍛えてもカッコよくならないし痩せない)
それぞれの解決策
では、①②③のそれぞれについて解説し、解決方法も提案していきます。
①O脚である
「私O脚なんだよねー」とか特に恥じることなく言う人は多いですが、結構問題だと思います。
ダサいです。
もし、O脚になってしまっているなら、改善しなければ、脚は太く見えたままです。O脚だと膝部分が外に広がるので正面から見た時の下半身の面積が大きくなってしまいます。
当然、脚がまっすぐキレイな方が、上半身よりも面積が小さくなるので、脚が細く見えます。(実際の脚の太さは同じでも)
では、O脚を改善していく方法を考えていきましょう。
歩く時、かかと外側重心になる人は改善すべきですつま先母子球重心に改めてください。( 関連記事:カッコイイふくらはぎの筋肉を作るための筋トレと重心 )
これは生活から変える必要があるので、1年くらいはかかるかもしれませんが、長い人生で見れば短いものです。
さらに早く解決するには、筋トレをした方がいいです。
スクワットをつま先母子球重心で行いましょう。( 関連記事:「スクワットをするとき膝をつま先より前に出すな!」の嘘。 )
やはり負荷をかけて体に対する環境を変えてあげれば人間は適応しようとしますから、負荷をかけて行う方が、普段意識するだけよりも効果的です。
時間はかかりますが、後々やってよかったと思うはずです。
該当の人は頑張りましょう!
②足首が太い
図形に例えるとわかりやすいのですが、
三角形と台形を見た時にどっちがスマートでしょうか?
まあ、先っぽがシャープな三角形ですよね。
人間も同様に、末端にむかって細くなる体型の方がカッコよく見えます。
だから足首が太ももに対して太いとカッコよくないんです。
もちろん、「生まれつき太いよ!」という方もいると思いますが、そういう方も先ほどのつま先母子球の重心で改善することができます。
その重心で筋トレすることで、大腿四頭筋の上の方やお尻の上の方の筋肉をよく使い、末端より根元が発達し、足首の下の方にはあまり筋肉がつかないので、カッコイイ脚の形になる訳ですね。
だからこのパターンの方もつま先重心でスクワットを行って徐々に脚の形を美しくしていけばいいんです!( 関連記事:「スクワットをするとき膝をつま先より前に出すな!」の嘘。 )
そうすれば細く見えます。
③上半身が貧弱
最後の一つが上半身が貧弱というものです。
例え運動をしていても筋トレをしていないとあまり上半身は発達しないものです。
上半身に筋肉がなくて貧弱だと、そりゃ相対的に脚は太く見えますよね。
じゃあどうすればいいかというと、肩幅を広く魅せることです。
肩幅が広くなれば相対的に脚の面積が小さく見えるからです。
肩幅を広くするためには、肩を鍛えたり、背中を鍛えたりすることが必要ですね。
( 肩:肩を鍛える前に知っておくべき肩の筋肉とその筋トレメニュー)
(背中:より広い背中が欲しいなら、加重ベルトでウエイテッドチンニング! )
まとめ
以上、本日は脚を細く魅せるための方法を考えてみました。
結局は、脚を相対的に細く魅せることが重要だと私は考えています。
実際細いかどうかなんて周りの人は気にしません。
細く見えるかが大事です。
魅せる身体、作っていきましょう。
では。