「使えない筋肉」という表現の違和感

今朝、jwaveのtokyo morning radioを聞いていましたら、ターザン編集者による「体幹トレーニングの勧め」のようなコーナーがありました。

その中の表現について気になったものがあったので書いていきたいと思います。

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体幹トレーニング

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まず、体幹トレーニングは、どこでもできますよと推奨されていました。

例えば、電車の中、爪先立ちでバランスをとることだけでも体幹トレーニングになるし、カバンを斜め下45度にキープするだけでも体幹トレーニングになる。

最近では、サーフヨガというサーフボードの上でバランスをとってヨガをするものがあるらしいのですが、こちらも体幹トレーニングになりますよと。

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なぜ体幹トレーニングなのか

ターザンの編集担当の方曰く、

「マシントレーニングを行うだけだと一部の筋肉が太くなってしまうため、使えない筋肉になってしまう。」

「そこで体幹トレーニングやファンクショナルトレーニングを行うことで、連動性を高め、人間本来の実用的な筋肉をつけていけるというわけです。」

だそうです。

疑問①

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まず一部の筋肉が太くなるから使えないという表現に関してですが、一部の筋肉だけ発達するとか、そもそも鍛え方を間違っているとしか思えません。マシントレーニングのせいにはしないでいただきたいですね。

マシントレーニングでもウエイトトレーニングでも正しくやれば、複合的に筋肉がついてちゃんと使える筋肉になります。

さらに、一部の筋肉をアイソレートして鍛えることで自分の筋肉のうち弱点を補うことができます。

疑問②

次に、人間本来の実用的な筋肉という表現についてですが、そもそもそのような実用的な筋肉をつけて何がしたいのでしょうか?

ウエイトトレーニングが長続きしない層の人たちは、おそらく筋肉を使う実用的場面が少ない人たちではないでしょうか?

そしたら、筋肉つけて見た目カッコイイ方が優先じゃないですかね?

実用的だけど、見た目は他の人と何も変わりませんっていうのは、それこそ自己満足の世界の極みですね。

カッコよくセクシーになって異性を刺激するのが、生物としての使命ではないでしょうか?笑

まとめ

以上、本日は朝に聞いたラジオの内容でどうしても納得いかない内容がありましたので、意見を述べてみました。

「体幹トレーニング」や「ファンクショナルトレーニング」は、完全に日本のフィットネス業界で「ビジネス」として作られているという感覚を受けます。

私はアーノルドシュワルツネッガーの流行らしたウエイトトレーニングの方が好きですね。笑

では。